プログラマーにおすすめの資格6選

IT人材の不足から需要の多いプログラマー。昨今では、リモート環境でも仕事がしやすいプログラマー職種を目指す人が増えてきています。プログラマーは、初心者でもきちんと学習して、順番に技術を身に着けていくことで、活躍していくことができます。

未経験でプログラマーに転職するための方法についてはこちらで紹介しています。

プログラマーとしての学習を始めるのなら、分かりやすく自分のスキルを証明してくれる資格取得を一つの目標として進めましょう。また、資格取得の際は、体系立てて学習する必要があるため、Webの情報だけを頼りに進めるよりも効率よく勉強できます。

ここでは、そんなプログラマーにおすすめの資格6つを紹介していきます。

  1. 1.基本情報技術者試験(FE)
  2. 2.応用情報技術者試験(AP)
  3. 3.PHP技術者認定試験
  4. 4.Ruby技術者認定試験
  5. 5.Javaプログラミング能力認定試験
  6. 6.Python3 エンジニア認定基礎試験

おすすめの資格1:基本情報技術者試験(FE)

基本情報技術者試験は、プログラミングのみではなくIT全般の知識が求められる試験です。IT業界に関わるのであれば知っておいて損はない内容ばかりなので、取得しておくのがおすすめです。

自分がメインで担当する業務がプログラムでも、前の工程や後続の作業が分かっていると、前後に配慮した状態で作業をすることができます。コーディング技術を極めるのももちろんですが、そういった配慮ができるプログラマーも重宝されます。

基本情報技術者試験とは

IT全般の知識を広く浅く問われるような試験です。どのプログラム言語にも共通の考え方や、ハードウェアの仕組みなど初心者でも知っておくべき知識ばかりがそろっています。

求められる能力としては、プロジェクトマネージャなどの上位者がいる環境でシステムの設計・開発・運用が行える程度なので、自発的な課題検討やプロジェクト推進に関わるような分野はそれほど問われません。

全くの初学者は難しく思うかもしれませんが、参考書や過去問などを参考に基本情報技術者試験の内容を学習しながら自分なりの学習方法を見つけて、より難易度の高い試験合格を目指すための足掛かりとしましょう。

基本情報技術者試験の難易度

それほど難易度は高くないので、独学でも合格は可能です。特に何らかの言語で開発を経験したことがある方は、公開されている過去問を解いてみて、どの分野の学習が必要かを先に確認してみましょう。範囲が広いので、一分野を掘り下げるよりは、網羅的に学習することをおすすめします。

なお合格率は、令和元年の実績で25.7%となっています。

おすすめの資格2:応用情報技術者試験(AP)

プログラマーからシステムエンジニアにステップアップしようとしている人向けの試験です。仕様が決まっているものをプログラムに起こしていくのがプログラマーの仕事ですが、システムエンジニアは、その仕様を決めていく仕事となります。初めは業務課題の解決から始まりますが、最終的には経営戦略の立案にまで携わることもあります。

マネジメントの要素が入ってくるため、プロジェクト管理などに抵抗がない方が取得を目指すとよいでしょう。

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いについてはこちらで解説しています。

応用情報技術者試験とは

システムエンジニアとしての深い知識が求められる資格です。プログラマーがプログラミングのエキスパートであるのに対して、システムエンジニアはシステム全体を見通す目線が必要になります。そのため、仕様を固める設計だけでなくセキュリティ、DB、ネットワークなどIT全般の知識が要求されます。

応用情報技術者試験は、さらに難易度の高いマネジメントやデータベース等のスペシャリスト系の資格である「高度情報処理技術試験」の前段として、システムエンジニアに必要なスキルを網羅的に問われます。

応用情報技術者試験の難易度

スキルレベル3の資格であり、初心者は500時間以上の学習が必要といわれています。春と秋の2回受験が可能なので、焦らずにしっかりと準備してから受験しましょう。独学での合格も可能ですが、長期間になるため、モチベーションの維持方法なども考えておくことをおすすめします。

プログラム経験者でも、後半のプロジェクトマネジメントや法務の部分は苦労するかもしれません。しかし、プロジェクトを回していく上では必須の知識となるので、丁寧に学習しておきましょう。

なお、合格率は令和元年の実績で22.3%です。

おすすめの資格3:PHP技術者認定試験

環境構築が簡単であり、手軽にコーディングできることからPHPで作られているWebサイトが増えました。プログラマーとしてだけでなく、ホームページ制作会社や広告代理店でのWebページ制作などにも生かせるのがPHPです。

PHPについてはこちらの記事も併せてご確認ください。
PHPとは?仕組みや基本的な書き方、学習方法について解説!

PHP技術者認定試験とは

PHP技術者認定機構が実施している資格です。PHP5とPHP7のバージョンで分かれており、PHP5に関しては初級、上級があります。

初級は配列やオブジェクトの操作など、基本的な処理が問われます。今後PHP開発をしていくなら必須となる知識ばかりです。パッケージ管理とフレームワークも含まれているので、効率のよい開発の糸口もここから見つけることができます。

上級になるとより実務に近くなり、セキュリティやWindows上での動作なども踏まえての問題構成となります。クロージャ―(自身が定義された環境で実行される関数。無名関数などのこと)など、覚えておくと、実際の開発で役に立つものが多く、PHP開発に欠かせない知識ばかりなので、しっかり身に着けておくことをおすすめします。

おすすめの資格4:Ruby技術者認定試験

オブジェクト指向言語であるRubyは「書いていて楽しい」というコンセプトでも注目されています。有名フレームワークであるRuby on Rails(ルビーオンレイルズ)を利用することで、効率よくWebサイトやWebベースのシステムを開発できるだけでなく、RubyMotion(ルビーモーション)によるiOS、Androidのアプリ開発なども可能です。

Rubyについては、こちらの記事も併せてご確認ください。
【入門】Rubyとは?国産プログラミング言語Rubyの特徴やRails,Gemも解説

Ruby技術者認定試験とは

Rubyアソシエーションが実施するRubyの認定制度です。資格区分が2つあり、SliverとGoldに分かれています。

Silverは基本的な技術レベルを持つことが認定されます。これからRubyの学習を始める人が、資格取得を目指しながらRubyを学ぶのに最適です。演算子や例外処理など、プログラミングの基礎的な分野も多いので、他の言語経験者であればRubyでの書き方、考え方を覚えるだけでも合格が見込めます。

GoldはSilverで求められる知識をより掘り下げ、標準ライブラリやオブジェクトに関する知識が問われる資格です。オブジェクト指向言語ならではの考え方も多いので、初めての方は丁寧に学習しましょう。実務でコーディングをしていくには必須の分野となります。

おすすめの資格5:Javaプログラミング能力認定試験

OSに依存しないJavaは、どのような環境でもソフトを動かせるため、多くの現場で使われています。コンパイル環境が必要なので、実際にコードを書いて学習するためには環境構築が必要となります。

Javaについては、こちらの記事も併せてご確認ください。
IT・エンジニア必見!Javaについて徹底解説――習得して今の仕事や今後のキャリアに活かそう!

Javaプログラミング能力認定試験とは

サーティファイ情報処理能力認定委員会が実施するJavaの資格です。レベル別に1級、2級、3級の3つに分かれており、学習状況に応じて受けることができます。

3級は、Javaの基本的な知識とオブジェクト指向についての知識が求められます。他言語でオブジェクト指向を理解していれば、それほど難しくありません。初心者でもきちんと学習すれば合格することが可能です。

2級は、小規模なプログラムが自分で書けることを要求されます。エラー処理やメソッド間のデータ受け渡しなど難易度は上がりますがJavaのプログラミングには必須の知識です。

1級は、ユースケース図(システムの挙動を表す図)やシーケンス図(時間軸に沿ってプログラムの流れを表す図)などから業務システムの流れを把握し、変更仕様をプログラムに反映できる程度の知識が求められます。

おすすめの資格6:Python3 エンジニア認定基礎試験

シンプルなコードが売りのPythonですが、データ分析や機械学習の分野に特に大きな強みを持ちます。Web系からプログラムを始めて、将来、AIや機械学習などにも関わっていきたい人におすすめの言語です。

Pythonについては、こちらの記事も併せてご確認ください。
Pythonとは?学習方法や習得後のキャリアについて

Python3 エンジニア認定基礎試験とは

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施するPythonの認定試験です。
Pythonエンジニア認定試験は、基礎試験とデータ分析試験の2つに分かれます。それぞれ主教材となるテキストがあるので、そのテキストを中心に学習すると効率よく学習が進められます。

基礎試験は、主教材であるオライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第3版」の内容が出題範囲となります。データの入出力や標準ライブラリに関しての知識が求められます。

データ分析試験は主教材である翔泳社「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」の掲載内容を出題範囲としています。データ分析のやり方から、Pythonで実際に処理をするライブラリとなるJupyter(ジュピター)、NumPy(ナムパイ)、Pandas(パンダス)などの使い方が問われます。

なお、Python3 エンジニア認定試験についてはこちらの記事も併せてご確認ください。
Pythonの資格「Python3エンジニア認定試験」を徹底解説!

プログラマーの資格取得なら、Modisの「資格取得応援制度」を活用しよう!

どの言語もそれぞれ特徴があり、得意な処理や構築できるものが異なります。特定の言語を極めようとすると、必然的にその分野を網羅的に習得していく必要があるので、資格取得も視野にいれることをおすすめします。

なお、今回紹介した、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、PHP5技術者認定試験、Ruby技術者認定試験はModisの「資格取得応援制度」の対象です。細かい諸条件はありますが、1資格取得につきお祝い金がもらえるので、それをモチベーションにして合格を目指してみてはいかがでしょうか。お祝い金を次の資格取得のテキスト代にしてスキルアップも可能です。

資格がなくても働けるプログラマーですが、自分自身のスキルアップと、スキルを明確に証明する手段として資格取得は役に立ちます。勉強する時間を確保して、資格取得を目指してはいかがでしょうか。

なおIT・エンジニア派遣のModisでは、ここで紹介した資格をもつ人に向けた求人を多数用意しています。PHPやRubyでのWeb開発以外に、Pythonを使用したAI開発の案件などもありますので、ぜひ一度ご確認ください。

(2020年10月現在)

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