RPAの資格とは?RPA技術者検定の種類や取得メリットなど解説

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近年、さまざまな企業でRPAの導入が推進されています。この記事では、RPA業界に関心があり、RPAの資格取得を検討している方に向けて、RPAの資格の種類や資格取得のメリットなどを紹介します。RPAについて理解を深め、ご自身のキャリアプランにぜひ役立ててください。

資格も登場!RPAとは?

RPAとは、Robotic Process Automation(ロボティックプロセスオートメーション)の略称で、人間が定義した手順をロボットによって自動で行ってくれるシステムのことです。海外ではDigital Workforce(デジタルワークフォース)とも呼ばれています。

さらに詳しい解説は別の記事「【初心者向け】RPAとはどういうもの?メリットや事例までわかりやすく紹介」で紹介していますので合わせてご覧ください。

RPAの資格「RPA技術者検定(WinActor)」

RPAには、RPA技術者検定(WinActor/ウィンアクター)という、日本で唯一の資格があります。WinActorはNTTデータが開発している、国内シェアナンバーワンを誇るRPAツールです。

WinActorには初心者用の入門講座、基礎知識が問われるアソシエイト、実際に業務をこなせるエキスパート、さらに高レベルの技術や知識を問われるプロフェッショナル4段階のレベルが用意されています。

RPA技術者検定(WinActor)誕生の背景

2017年までRPAに関連する資格は存在せず、自社で教育を行うか、フリーランスへの業務委託という選択肢に限られていました。そのため、急速にRPAが広まった中では、経験や学習期間が浅いエンジニアがRPAの業務をこなすケースもありました。

近年のRPA市場の高まりを受け、2018年に基礎知識や技術レベルを評価するRPA技術者検定がスタートし、RPAエンジニアにとって学ぶ基盤が整う環境となったのです。

RPA資格取得のメリットとは?

この章ではRPAの資格を取得した場合、どのようなメリットがあるかを紹介します。

スキルの証明となる

RPAの知識や技術の客観的な評価を受けられます。WinActorのシナリオ作成スキルはもちろんのこと、一定のレベルでの開発能力が認定されることで、仕事の獲得や昇給につながる可能性もあります。

また、RPA技術者検定は取得すると名刺に資格のロゴを入れることができるので、ビジネスの場での信頼獲得をしやすいのも大きなメリットでしょう。

効率的な技術の学習が可能

RPAには研修コンテンツ「WinActor eラーニング講座」という無料講座のほか、ヒューマンリソシアやRPABANKなどの企業が複数の講座を開催しており、初心者でも学習を始めやすい資格です。こうした研修コンテンツを活用して基礎から効率的に学べば、短期間で開発能力の習得が可能になります。

人材としてニーズが高まる

RPA技術者検定という資格名ではありますが、実際にはWinActorの認定資格です。WinActorは国内シェアナンバーワンのツールなので、使いこなせるようになれば高付加価値人材としてのニーズが高まります。

また、RPAは作業効率を高めるツールですので、働き方改革推進の提案などで役立つことも多いでしょう。

アピールポイントとして有益

「RPAを使える」というだけではなく、資格を持っていることで、自身のスキルをより強くアピールできます。現在、日本でのRPAの資格はRPA技術者検定のみのため、WinActorを使用する業務に携わる上では必須の資格といえます。前述した通り資格保有者は名刺にロゴを入れることができることも、わかりやすいアピールポイントになるでしょう。

RPA資格取得者の需要とは?

人件費削減や人手不足、作業効率アップなどに有効なRPAは、大企業を中心に業界を問わず導入が急速に広まっています。そのため、RPAを扱える人材の需要も高くなっています。

RPAの資格は、RPAツールベンダー関係、RPAの仕事をこなすフリーランス、派遣形態でのRPA関連事務やRPAコンサルタントなどにとって、取得すれば大きな信頼感につながる資格といえます。

RPAの資格「RPA技術者検定(WinActor)」の種類とは?

RPA技術者検定のレベルには、入門講座、アソシエイト、エキスパート、プロフェッショナルの4種類があります。この章ではそれぞれの試験内容や受験対象者について解説していきます。

RPA入門講座

NTTデータが開催している「RPA入門講座」は、選択式の問題が20問出題される試験です。インターネットで講座動画を見たあと、出題される問題に80%以上正解すると合格できます。アソシエイトやエキスパートとは違い、受験料は無料です。入門というだけあって合格率が高い傾向にあります。

アソシエイト技術者検定

RPAの「アソシエイト技術者検定」は日本各地にある試験会場で行われます。試験は年末年始を除いて毎日開催されます。

受験対象者は以下のような方々です。

60分間に出題される50問を解き、70%以上正解すると合格になります。入門講座とは違い、受験料は6,500円かかります。

エキスパート技術者検定

RPAの「エキスパート技術者検定」は年に4回、全国8箇所にある試験会場で行われます。試験会場は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇です。

受験対象者は以下のような方々です。

120分間で出題される5問を解き、60%以上正解すると合格です。受験料は15,000円かかります。

プロフェッショナル技術者検定

RPAの「プロフェッショナル技術者検定」は現在準備段階のため開催はされていません。年に1回、実技試験と面接が行われる予定で、受験対象者はエキスパート検定に合格している方々になる予定です。

試験内容や受験料など、詳しいことは明かされていませんが、資格の中でもっとも高レベルな知識力、技術力を問われる資格になることが予想されます。

RPAの資格「RPA技術者検定(WinActor)」の出題傾向とは?

RPA技術者検定のホームページではサンプル問題を確認することができますが、ここでは、「アソシエイト」と「エキスパート」の出題傾向に関して紹介します。資格の取得に役立ててください。

アソシエイト技術者検定の出題傾向

アソシエイトの試験はPC画面に表示される選択肢から解答を選ぶCBT方式です。

試験内容は、WinActorに関する以下の合計50問が出題されます。

サンプル問題では、表示メッセージの設定方法やメイン画面の操作説明のどれが正しいものを選ぶ問題が出されています。

エキスパート技術者検定の出題傾向

エキスパートの試験では、実際にPCを使って問題を解いていきます。試験内容は、Webサイトの検索・更新、情報収集、大量データの投入、転記作業の新規シナリオ作成、または修正などの問題が4問出題されます。

WinActorのシナリオ開発の設計からテストまで行えるプログラミング知識、システム開発技術力のほか、WinActorと連携させるために必要なソフトウェア知識が必要となります。

RPAの資格「RPA技術者検定(WinActor)」の勉強方法とは?

RPAの資格を取得するには、まず、NTTデータが提携している無料講座をはじめさまざまな講座などを利用して試験に向けて勉強する必要があります。エキスパートに関しては参考書籍もありますので上手に利用しましょう。

また、知識0からでも始められるエンジニア養成講座(Modis Enginner Academy)を利用すれば、効率的にRPAを学ぶことができます。RPA技術者としての就業フォローがついているのもメリットでしょう。

RPAの資格取得でスキルの証明と人材ニーズを高めよう!

RPA技術者を目指すなら、国内でもっとも使われているRPAツール・WinActorの知識や技術を有する証明となるWinActor資格の保有は、就業やビジネス面でのアピールに大きく役立つでしょう。

Modis Engineer Academyは未経験からエンジニアを目指せる無料のエンジニア養成講座です。世界20カ国で日々30,000人のエンジニアが活躍している総合人材サービスのアデコグループが運営しており、求人件数も豊富に保有しています。就業フォローも行なっていますので、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。

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